
定時で帰ったら上司や先輩に怒られた!なんで?何が悪いの?こういう時どうしたらよいの?何かおすすめの方法はあるの?
という疑問にお答えします。
まずは状況を分析してみましょう

怒られた場合、その原因を考えることが重要です。
怒られたら反射的にムカッとして、対決してしまう。怒られて反射的に謝ってしまう。これらはどちらも思考が入っていないのでNGです。
反射的に感情が高ぶるのは仕方のないことですが、ここでは少し冷静に、なぜ怒られたのか原因を考えてみましょう。
1.あなたに原因があるケース
以下の場合はあなたに原因がある可能性があります。
- 決められた期日までに仕事が完了しない
- 指示通りの仕上がりに到達しない
- 約束を守らない
このようなケースでは、お客様がいる場合は確実に怒られますし、契約解消もあり得ます。上司や先輩はあなたにその責任感が足りないと怒っている可能性がありますね。
お客様に迷惑をかける前に、自分で残業するなりして責任を果たす努力をしなさい、というメッセージということです。
この場合では、残業する、しないに関わらず、まずご自身の信頼度を上げる必要がありそうです。周りからの信頼とは、すべての仕事において最重要です。
業務効率を上げて、仕事をやり遂げる、納期を守る、約束を守る、を徹底しましょう。もし無理そうだったら、早めに上司や先輩に相談しましょう。報連相(報告・連絡・相談)というやつですね。
2.あなたに原因がないケース
以下の場合は、周りに原因がありそうです。
- 早く帰るあなたへの妬み (私はまだこんなに仕事があるのにお前だけ・・)
- 残業はするべきという概念
- 残業するほどできる人間という風土
この場合は、怒られても無視でOKです。
ただし、会社全体でこの概念を持っている場合は、注意が必要です。あなたにも同じ概念を強要してくるはずですので、定時退社を続けるには風当たりが強くなるでしょう。
あまりに強要が強い場合は、あなた自身を守るため、転職を検討しましょう。
そもそも残業することは、非効率の表れです

企業戦士なんて呼び名で、企業のために身を削ってまで会社で働くのが美学であった時代もありましたが、今はワークライフバランスを重視する時代です。効率的に仕事を終わらせ、私生活も充実させる考え方です。
今の時代では、残業=非効率、仕事ができない という代名詞となっています。
企業戦士がもてはやされた時代は、確かに残業するほどできる人、残業ありきのマネージメントでした。
ですがワークライフバランスを提唱する今の時代、求められることは下記です。
- 効率的な仕事
- スケジュールにあったアウトプット
- 私生活の充実によるリフレッシュ
- スキルアップによるさらなる業務分野の拡大
仕事を効率的に済ませて、自分の自由な時間でリフレッシュ、または本や習い事でスキルアップして自分の知識・能力を高めるのも良いですね。
こちらにお勧めのビジネス本をまとめましたので、読んでみると参考になると思います。今後求められる仕事の能力がよくわかりますよ。
残業はもはや非効率の表れです。定時で帰ることに信念を持ちましょう。
上司や先輩からの指示がムリゲーな場合

さて、先ほど、
- 決められた期日までに仕事が完了しない
- 指示通りの仕上がりに到達しない
- 約束を守らない
こういった理由で怒られている場合、あなたに原因がある可能性があると言いました。しかしこれに該当しても、あなたに原因がないケースもあり得ます。
それは、上司や先輩があなたに期待するレベルと、あなた自身のレベルが食い違っているときです。
期待と言えば聞こえはいいですが、達成できないほど高い期待は、負担でしかありません。あなたの今のレベルがどの程度なのか、ご自身の認識と、上司や先輩の認識を照らし合わせる機会を設けましょう。
そこであなたへの期待値や仕事のスケジュール感が変えられる可能性があります。
もし、上司や先輩がそのような話し合いに応じない場合、その場に長居するほどあなたの負担となりますので、他の部門に異動を願い出るか、転職を検討しましょう。
私の 経験上、話を聞く姿勢がない、論理的な考えが通用しない人が高い役職についている場合、その会社全体がうまく回っていないことが多いです。
部署を異動できたとしても、同じような風土の可能性もありますので、異動先を良く知る人に事前に色々確認してみることをお勧めします。
まずは相談しましょう。それでダメなら異動か転職を考えましょう。
まとめ

まとめますと、定時で帰って怒られた場合、
- まずは状況を分析してみましょう。自分が原因の場合は信頼回復に努め、周りが原因ならば無視しましょう。
- そもそも残業は非効率の表れです。定時退社に誇りを持ちましょう。
- 上司からの指示がムリゲーな場合は、まずは相談しましょう。聞いてもらえない場合は転職を考えましょう。
定時で帰ることは良いことです。定時で帰ること自体が怒られる原因にはなりません。
周りがなぜ怒っているのか分析して、自分の役に立つなら取り入れる、役に立たないならば、捨て去りましょう。
今後の働き方をもっと知りたい場合はこちら。