written by Koh Yamakawa

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駐在員が語る、海外勤務を勝ち取る方法

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駐在員が語る、海外勤務を勝ち取る方法

海外勤務に興味があるけれど、どのようにしたらそのオファーが来るのだろう?英語以外に何かやっておくべきことはあるの?いま駐在している人たちは、どのようにしてチャンスをつかんだのだろう?

という疑問をお持ちの方に向けて書いていきます。

  • 結論:決まった方法はありません。でもできることはたくさんあります。
  • 英語だけでは強みにならない。「英語×あなたの経験」があなたの魅力です
  • 海外での始めの6か月は大変です

この記事の根拠

私は現在カナダに管理職として駐在しています。自分が駐在に抜擢されるまでの経験と、管理職としての立場から見た、駐在員として選ぶべき人物像をもとにこの記事を書いています。実際の体験をもとにしていますので、会社間の差、個人差はあれど参考になるかと思います。

どうやって海外勤務を勝ち取るか?⇒決まった方法はありません

どうやって海外勤務を勝ち取るか?

最初にぶった切ってしまい恐縮ですが、海外勤務のオファーを受けるまでに、決まった方法はありません。英語ができる人が抜擢されることもあれば、全然海外畑を歩んでこなかった人が突然選ばれることだってあります。要は、会社のその時の都合です。

ですが、 ご自身の努力で 可能性を広げることは可能です。

ポイントは、「アピールすること」です。

当たり前に聞こえるかもしれませんが、これは大変重要なポイントです。会社側として、いざ次の駐在員を選ぼうとしたときに、複数の候補者がいた場合、「海外行きたい!」とアピールしている人を選びたくなるのが人情です。

ですので、上司との面談の際に自分のキャリアプランとして海外勤務の話をしたり、キャリアプラン管理シートなどに海外勤務希望を記載しておくのが良いでしょう。

また、一度だけでなく、継続的にアピールし続けるのも大切です。会社側が必要になった瞬間に、自分がアピールしている必要があるからです。以前上司に行ったことがあるから、覚えていてくれるだろう、という考えはNGです。上司はそんなこと覚えていません。常に発信し続けましょう。

また、アピールは何も言葉だけの話ではありません。実際に駐在員を定期的に排出している部署や、その可能性がある部署に異動希望を出すことも大切です。可能性の高い部署にいるだけで、チャンスは回ってきやすくなります。

このように、「上司に言う」、「可能性の高い部署に異動する(異動希望する)」といった、言葉や行動に一貫性が出ると、会社側から見たあなたの「海外勤務したい」という意思が飛躍的に強まります。

勇気をもって行動しましょう。

英語だけでは強みにならない。「英語×あなたの経験」があなたの魅力になります。

「英語×あなたの経験」があなたの魅力になります。

海外勤務を勝ち取るべく、英語を勉強をしてきた方には悲報ですが、英語だけでは強みになりません。

理由は、駐在員として求められることは、実務経験からくる知識と判断力、実行力だからです。

もちろん英語がある程度できれば、特に若手の方などは、半年~1年の研修生として研修を兼ねた海外勤務の機会を得るのは可能でしょう。ですが、いざ3~5年勤務する駐在となると、厳しい戦いとなりそうです。

実際、駐在として海外勤務をする場合、日本にいるときの役職よりも1~2階級上の役職に任命されることが多いです。私自身、日本では係長級ですが、カナダでは部長級です。

ですので、上に立つ管理職としてある分野での仕事の経験、知識、判断力や実行力を求められるケースがほとんどです。

もちろん例外もあります。しかし、可能性が高いのは上記のような形でしょう。

今のあなたの強みを整理して、会社側が上記のような人材を欲したときに、あなたが際立つ存在に慣れているかどうか、考えてみてください。

もしなれていなかったら、経験や知識、考え方をもっと高めることも検討する必要がありそうです。

海外での始めの6か月は大変です

海外での始めの6か月は大変です

さて、みごと海外勤務の権利を勝ち取ったとしても、初めの時期はかなり大変です。

  • 言葉も文化も全く違う環境での生活の立ち上げ
  • 考え方、習慣の全然違う外国人だらけの新しい職場
  • 衣食住に関わる色々な手続き関連

特にご家族が一緒に渡航する場合、仕事よりも重要なのは家族のケアです。

私の家族の場合、

  • 妻:英語話せない、周りに友達いない、海外は1~2回旅行で行ったことある程度
  • 子供たち(小1、幼稚園生):英語話せない、周りに友達いない、現地学校(英語)に通う、週末は日本語補習校に通う(宿題山盛り)

という、まさに何も土台がない中でいきなり海外という環境に放り込まれるわけです。私は「会社」という居場所がありますが、家族は自分たちで一から環境を作り上げなければいけません。

このストレスにしっかりと向き合っていく自覚をまず持ちましょう。実際、知り合いの駐在員さんで、ご家族が環境に合わず帰国を選択し、単身での駐在をされている方もいました。

このような試練に直面するということを、知っておきましょう。

だいぶ脅かしてしまいましたが、最初の6か月を過ぎると、かなり生活も落ち着いてきます。(ご自身と家族の努力の賜物です。)

  • 妻 : 語学学校で勉強して英語が少し話せる、友達ができる
  • 子供たち:英語が話せるようになってくる、友達ができる、こちらの環境に順応する

という形で、日本との違いを楽しめるようになってきます。

さらに、3年経過した私の家族の状況は、

  • 妻:カナダ人のママ友とコミュニケーション取れる。買い物、病院、歯医者など一人で行ける。
  • 子供たち:英語はネイティブ並み。発音完璧。日本とカナダの違いを楽しんで、両方の視野を持っている

ここまでくるともはやメリットしかありません。一緒について来てくれて、ここまで頑張ってくれた家族に感謝でいっぱいです。

まとめ

まとめ

まとめますと、

  • 海外勤務を勝ち取るには「アピール」が重要です
  • 英語×あなたの経験が合わさると、際立つ存在になれる
  • 始めの6か月はしんどい。家族としっかり向き合い協力ましょう

私個人は、チャンスがあるならば、海外勤務の経験は絶対にした方がいい、と思っています。

皆さんがそのチャンスをつかめることを祈っています。

尚、こちらに今後の働き方がわかる本をまとめていますので、よろしければ参考にどうぞ。

押さえておくべき!これからの働き方がわかる本おすすめ3選

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